2012年4月5日木曜日

簡易なリチウム血中濃度検出キットが発売



双極性障害の基本薬ともいえるリチウム剤による、リチウムの血中濃度測定キットが販売される。わたしもリーマスを処方されているので他人毎ではない記事。

血液検査を月1回ペースでしているのだが、診察料+血液検査料で5千円は飛ぶ。このキットを利用すると場合、1回あたり300円~600円ほどで検査ができるという。

リチウム剤を飲んでいる双極性障害の方は多いので、その意味では朗報。

リチウムはちゃんと飲む間隔を考えないとリチウム中毒を起こすので注意が必要。
また、薬として効果を出すためには中毒を起こすか、起こさないかのギリギリのところで調整しなければいけないとのことで簡易な測定キットは重要と言える。

ただ、私の場合は、双極性障害の薬全般。持病の高血圧、肝機能の状態やら一般的項目なんかも一度に検査するので、いらないちゃぁ。。。。いらなかったり。でも、このキットを導入することでリチウム検査分だけでも安くなるのかなぁ?


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AKJグローバルテクノ、躁鬱病薬の血中濃度測定キット 
日本経済新聞 2012/4/3

バイオベンチャーのAKJグローバルテクノロジー(千葉市、小出和弘社長)は、血液に溶け込んだ躁鬱(そううつ)病治療薬の微量な成分を、簡易に検出する測定キットを開発した。東日本大震災以降、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症が増えた。治療薬は中毒症状が出ることがあり、血中濃度をこまめに測る必要があるため、簡易な測定キットの需要が伸びると判断した。

測定キットは血液中の微量なリチウムを検出できる。躁鬱病の治療に使う安定剤などはリチウムを含む。投与する量の調整が難しく、多すぎると吐き気や意識障害などの影響が出やすい。

リチウムに触れると発色する「キレート剤」と混ぜ合わせ、色の違いをみて濃度を測定する仕組みだ。これまではリチウムに反応する物質の安定性が低く保存が難しかったため、リチウム検査薬はなかなか実用化しなかった。同社は独自の技術で反応物質を、水中に安定的に拡散することに成功した。

2013年度中にも研究用を発売する。医薬や生物学などの研究室や製薬会社の研究部門に売り込む。医療機関で体外診断薬として使うには薬事申請が必要なため、臨床用として販売するのは14年度以降となる見通し。

100~200回利用できる1キットの価格を6万円前後に設定する方針。「現行の検査価格より2~5割引き下げる」(高橋禅専務)のが目標。研究用は年間1000万円程度の売り上げを目指す。薬事申請して体外診断薬として認められれば、同検査薬市場でシェア25%を目指す。

同社の推計では、臨床用リチウム検査の市場規模はおよそ45億円。うち検査薬市場は22億円強の規模があるとみている。

AKJグローバルテクノロジーは10年5月に設立。岩手県に研究拠点を持つ。主力は血中や唾液中の物質を検出する測定キットの販売で「メタロジェニックス」のブランド名で販売している。12年3月期の売上高は約1000万円。

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